トルコ06 : 枯れ枯れパムッカレヒエラポリス遺跡 呑んべえはツラいよデニズリ

5月3日 土曜

カッパドキアはギョレメから
深夜バスに乗ること9時間半

デニズリのホテルに
朝5時前にチェックイン

一眠りしてから
しっかりホテルの朝ごはん食べる

また一眠りして13時過ぎに
パムッカレ行くのにバスターミナルへ

夜明け前とはちがって明るいので
街の様子を見ながら歩く

デニズリは鉄道駅もあるし
わりと都会のようだ

パムッカレに行く前に
明日乗る空港への
バス乗り場を確認したい

ターミナルにはインフォメーションがなくて
バスドライバーさんや職員さんに聞いて
やっとみつけた

乗り場はバスターミナルの建物
中央入口を北東側に出てすぐのとこ
大きい通り izmir Blv.沿いにあった

おじさんたちが座ってるところに
シャトルバスの時刻表貼ってるけど
トルコ語のみなのでご注意

ちなみにバスのタイムテーブルは
飛行機の出発時間にあわせてるので
間に合わないということはないハズ

ではパムッカレへ

バスターミナル地下階76番から
シャトルバス出てます

ちょと忘れちゃったけど
驚愕の安さだった

確か60円とか・・現金のみです

石灰棚を含めるヒエラポリス遺跡は
広大な敷地

エントランスが北と南、町側の中央と
3つあって、どこから入るか結構悩んだ

口コミいろいろ調べて
中央口がいいかなと思ってた

それで車は途中 中央口に近い町中に
一旦停車したんだけど
降り損なってしまった

というのも乗ってるのが
ほとんどツーリストのはずなのに
誰も降りようとしないからだった

で、結局降りたのは北口
ここで皆さんも下車

これが正解だった

なぜなら北口は高台だったから

広い敷地内を見て回るのも
段々の石灰棚も
高台から降りていくのは楽だった

懸念してたのが
チケット売り場の口コミで
多くのツーリストが
トルコ語のオーディオガイドを
強制的に買わされると書いてる

ぜっったいにそれは強く断るつもりで
受付に着くと、そのオーディオガイドで
まさに今もめてるっぽい
韓国人カップルが・・

手にはヘッドフォンの絵が描かれた箱
レシート持ってたので見せてもらうと
しっかりチケットの他に徴収されてた

リファウンドはしてもらえなかったと

ますますこれは強くでねばと
大人2枚! オーディオガイドなし!
オンリーチケッツ!! と語気荒げる

主張が効いたのかチケットのみ買えた

ワタシに論破できる語学があれば
受付に言ってあげたのだが
毛頭ムリなので

韓国人の男の子には
もう一度 トライして
払い戻ししてもらいなさい
ファイト! と伝えた

ごめんよ・・
そこは自分で頑張ってくれ・・

前日行ったカイマクルの地下都市でも
そうだったのだけど

30ユーロも取るのに マップの一枚も
パンフも渡されることなく
人々が行く方向へただ歩く

なのであと知るで
自分の備忘のために調べると

ここヒエラポリスは
紀元前190年に建設された都市!

すごいよすごいよ～

これは浴場

交易人は町へ入る前に
この浴場で汚れを落とすことを
求められていた

やっぱローマ帝国は
風呂が好きなんだな

これはお墓

このお花も太古の昔から
植ってたんだろうなぁ

おおっ
ローマ遺跡っぽいのが見えてくる

遺跡はあんまり興味ないんだけど
こんなヨーロッパの遺跡を
初めてみるわれらは
テンションあげあげであった

これが街の北側の入場門

街は地震のたびに
ローマ帝国の庇護のもと
復興していたそうだけど

この文字 当時のものということよね?
えーすごいんですけど

街のメインストリート

たくさんの商店が並んでたとか

これトイレですって

こんな感じで仕切りはない
座るタイプのニーハオトイレ

しゃがむタイプだと大事なところが
見えちゃう心配あるからねぇ～

ってまだアジアのどこかに
あのタイプは存在するのかな

この下は下水溝かも

そしてそして
ここで一番みたかったのは

ひょーーー!! コレです
円形劇場!

建設されたのは2世紀! (ﾟДﾟ)

結構修復されてる

とはいえベースは美しい半円から
すり鉢状に観客席の階段が続く

これを見るとローマ帝国の
勢いの凄さを感じる

こんな感じで
ひととおりお目当てのものも見れて

次は石灰棚

すごい人ーー!!

ここで裸足になって水の中を歩く
結構滑るのでキケン

あらら・・

たぶん綺麗に水が張ってる写真は
ここのだよねぇ

みごとに枯れ枯れだよぉ～

足湯もあるのね

湯だまりプール

下は石灰の泥がしずんでて
泥パックできそうだった

あっは～ん な被写体

枯れ枯れにおねーさんの潤いを

下に降りていくにつれ
人も少なくなり

なんとかいい景観のところを
捉えて撮ろうとしても

写真はどれもが決まらず・・

なんか春シーズンの雪山みたい

そして中央口から出たあとは

エフェスビール♪
暑かったからこれまた美味しー

なんかスキー場で
呑んでる気分だった

17時過ぎ

行きにシャトルバスが一旦停車してた
中央口に近い場所がここ

だふんここで待ってると
バスが来るんだろうなと思って
待ってたんだけど

なかなか来ないので
少し山手に行ってみると、バス停があって
たくさんの人たちがバスを待ってた

ここで日本人の青年に会う

このあたりのホテルに泊まってたらしく
大きなスーツケースを携えていた

聞くとこのあと飛行機で
イスタンブールに行くという

タクシー見ませんでしたかと言うので
遺跡の中央口近くにたくさんいたのを伝えると
そっちに向かって消えていった

数分後帰ってきて
ちょっと高くてやめましたと

聞くと2000円くらいだったと

するとバスがやってきた

それはワタシたちが行きで
乗ってきたようなバンタイプの車ではなく
大きなバス　しかもすでに超満員!!

急いでいるようだったので
彼にお先にどうぞと言うと
ドライバーさんが彼のスーツケースを見て
NO! と・・　えええええええ

それで順番的にわれらが
乗ることになってしまった

青年との別れ際は後味悪く
かなり後ろめたい気持ちのまま
バスに乗っていた

2000円ならあげてもよかったな
でも今の若い人たちは拒むだろうなぁ

と思いながらも彼が無事に
ヒコーキに間に合ったのか
これを書きながら気になってます・・

でバスを降りた後
駅があったので行ってみることに

カッパドキアからパムッカレまで
鉄道で行けないかと調べたけど
バスがやっぱり便利だった

いつか実現させたい
ヨーロッパの鉄道旅

19時　まだ明るい

さて夜メッシーどこにする?
てことで探してみるが・・

アルコールが飲みたいのに
さすがのイスラム圏 しかも
ここ観光地ではないので
どこのレストランもお酒の提供なし!

これは困った

途中 チビ猫が!

ありゃりゃりゃー
どーちたの?

・・・だめだ
赤ちゃん言葉になっちゃう

あっ　このコたぶん
おかーさんネコだね

どことなくお上品

レストランを何軒か回ったけど
どこ行ってもお酒は置いてないよと

もう自分たちが妥協する
選択肢しかなくなった

それでマークしてた
ケバブ屋さんへ

ここはスタッフさんみんな
自分たちの料理に自信持ってるらしく
写真を遠慮なく撮らせてもらったり
試食させてもらったり

ケバブはラク(トルコのお酒)と
食べると美味しんだよ～

っってなんかイスラム圏なのに
みなさんお酒も飲むみたいだし

きびしーのかゆるいんだか
不思議な国だ・・

待ってる間のテーブルに唐辛子

これ・・食べるの?
辛くないの?

ケバブは持ち帰りしてホテルで
お酒と一緒に食べた

もちろんお酒はラク

このあともイスタンブールで
アルコールを探しまわるのであった


つづく