
2025/04/06 - 2025/04/06
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りゅうさん
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2日目のピサに続いて、ツアー3日目はミラノ観光です。今日は日曜日、なんとミラノマラソンと被ってしまいました。バスでは市内に入れないとのことで、地下鉄移動となりました。これは貴重な体験。ミラノ中央駅までバスで移動し、そこから地下鉄でスフォルツェスコ城最寄りのランツァ駅へ。そこから徒歩でスカラ座、ヴィットリオ・エマニュエーレ2世ガレリア、ミラノ大聖堂を見学しました。そしてフリータイムは1時間。待望のミラノ大聖堂入場観光です。添乗員さんとガイドさんが入場チケットを入手してくれました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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今日はミラノ観光です。朝はちょっと肌寒いですが今日も晴天。朝食のバイキングの後、外を散歩しました。
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ホテルの目の前の公園に小さなドッグランがありました。近寄ってくるボーダーコリーが可愛かった。私から犬の匂いでもするのかな?
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バスでミラノ中央駅まで移動。街中でよく見るのは有名なイタリアの縦列駐車。実際にバンパーで前の車を押して車を出しているそうです。すげえな。
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今日はミラノマラソンと被ったため、地下鉄移動です。地下鉄駅があるミラノ中央駅でバスを降りました。
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ミラノ中央駅はムッソリーニが建造したんだそうです。宮殿みたいな立派な駅。ここから地下に降りて地下鉄ミラノ中央駅でM2という路線に乗ります。
ミラノ中央駅 駅
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4駅目のランツァ駅で降りましたが、英語表記さえ少なくて分かりにくい。今どの駅に停まっているのかも電車内では表示されません。添乗員さんに促されて下車。
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自動改札で引っ掛かりながらもみんなで地下鉄移動コンプリート。しばらく歩くとスフォルツェスコ城に到着。
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14世紀にミラノを支配していたヴィスコンティ家によって建築、15世紀にミラノ公となったスフォルツァ家によって改築されたのでスフォルツェスコ城というのだそうです。
スフォルツェスコ城 城・宮殿
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美術館や博物館もあるそうですが、外観のみの見学。もともとは車窓見学だったので、下車しての見学はありがたい。
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真ん中にあるアルファロメオの紋章に似ているのはヴィスコンティ家の紋章。アルファロメオはミラノ発祥とのことで、このヴィスコンティ家の紋章をエンブレムに採用したんだとか。
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こちらは城の正面玄関にあたるフィラレーテの塔。70メートルほどあるそうです。フィラレーテの塔をまっすぐ行くとミラノ大聖堂があります。
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フィラレーテの塔の前の広場には噴水があります。この辺り、ミサンガ売りがぶらぶらしているので手に注意。勝手にミサンガくくりつけられてお金を請求されるそうです。
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フィラレーテの塔からミラノ大聖堂の方向に10分ほど歩くとコルドゥージオ広場に到着。
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この広場にはUNIQLOミラノ店がありました。お隣はスタバ。イタリアのスタバがどんな感じか入ってみたい。
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広場を北東に進むとスカラ座に到着。スカラ座前の広場で写真休憩。ここがフリータイム後の集合場所です。
スカラ座 劇場・ホール・ショー
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現在の建物は2代目、オーストリア支配下の時代に建築されたそうです。館内には美術館もあります。
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ミラノサローネというデザイン博が開かれるとのことで、スカラ座前広場には、そのロゴが設置されていました。
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スカラ座前の広場に立っているのはレオナルド・ダ・ヴィンチ像です。
スカラ広場 広場・公園
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撮影休憩の後はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガレリアへ。要するに巨大なアーケード商店街です。スカラ座前の広場からの入り口はこちら。
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イタリアは1861年にイタリア王国として統一されましたが、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はその初代国王です。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き
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ここはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にささげられたガレリアです。1877年完成で当時はこれだけ大量の鉄とガラスを使った巨大建造物に市民はびっくりしたんだそうです。
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今では高級店が軒を連ねる観光名所ですが、当時はエッフェル塔と同じように反対論も多かったとか(エッフェル塔より10年以上前に完成)。
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各コーナーの上部にある壁画はアジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカの四大陸を描いているんだそうです。
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こちらは右側にインディアンが描かれているのでアメリカの画。
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床はモザイク画で飾られています。これはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のサヴォイア家の紋章。
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有名なブランド店がずらりと並んでいますが、創業200年の老舗カフェもあるそうです。結構高いよ?とガイドさん。
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ガレリアを出るとミラノ大聖堂が見えてきました。大聖堂前の広場がマラソンのゴール。道路を渡れないので地下から大聖堂に向かいました。
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地下から地上に戻って大聖堂の前に出ました。ミラノ大聖堂(ミラノのドゥオーモ)は世界最大級のゴシック建築です。
ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会
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左のアーチがガレリアの入り口です。テントはマラソンイベントのもの。大音量のDJでガイドさんの声が聞きづらい。
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ちょっとテントから離れて、この場所でガイドさんの説明を聞きました。尖塔の数が凄い!135本もあるそうです。それぞれの尖塔には聖人の像が立っているそうです。
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この巨大な大聖堂は1386年に最初の石が置かれてから完成までに500年を要しました。1813年にミラノを征服したナポレオンがフランスの予算で完成させました。
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一番高い尖塔の上に建っているのはマリア像。小さく見えますが、4メートルもの大きなマリア像とのこと。ここでガイドさんの説明は終了。
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これから1時間のフリータイムですが、中に入るためのチケットが入手できないか試してみるとのガイドさんの提案。チケットが取れれば自己負担ですが入場できます。
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もちろん入場したいのでお願いしました。博物館とセット券が運良く入手できたので20ユーロで購入。4000円弱なので思ったより安い。このファザードにある正面玄関で荷物検査を受けて入場。
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中はフラッシュは禁止ですが、撮影は可能です。真ん中の身廊を支える巨大な列柱に圧倒されます。確保された空間が高いこと。体積では世界第2位の大聖堂です。
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平面の広さはサンピエトロ大聖堂に次いで世界第二位の広さ。遥か向こうの正面に聖体用祭壇が見えます。ちょうどミサが行われていました。
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内部のステンドグラスも綺麗。こういうのは入場観光じゃないと味わえない。ここは聖ジョバンニ・ボウノ(ミラノ司教だった方)の祭壇。
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こちらはシチリアの聖アガタの祭壇。切り取られた乳房を皿の上に置いている姿で描かれています。
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メデギーノの記念碑とそれを飾るステンドグラス。メデギーノとは当時の傭兵隊長で隊長にささげられた記念碑。
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こちらはパイプオルガン。ミサ中だったので演奏されていました。素晴らしい荘厳なミサを近くで見れましたが、写真は遠慮してます。
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地下もあったらしいのですが、如何せん入場観光予定になかったので下調べ不足で見逃しました。というか地下の入り口を見つけましたが入場禁止の看板があったような?
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フリータイムは1時間。せっかくの共通券なので博物館にも行こうと大聖堂の外へ。外に出るとマラソンコースが。
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大聖堂の側面にはビジョンが設置されていて音楽と映像がガンガン流されていました。
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せっかくなので大聖堂をぐるりと一周。実は屋上にも登れるんですが、かなり長蛇の列が出来ていたため諦めて博物館へ。
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ちなみにマラソンがあるからか無料トイレが設置されていて助かりました。通常の公衆トイレはイタリアでは有料(1ユーロ~2ユーロ)。
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こちらがミラノ大聖堂附属博物館です。購入できたチケットは大聖堂と博物館の共通券なので見学。
ドゥオーモ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の建物もただの建物じゃないです。この建物はミラノを支配したヴィスコンティ家の住居だったパラッツォレアーレ(王宮)。
パラッツォ レアーレ 城・宮殿
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ミラノ大聖堂に関連するいろいろな遺物が展示されています。こちらもフラッシュ撮影は禁止。かなりの展示物なのでゆっくり回れば1時間以上はかかるかと。
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「アリベルト・ダ・インティミアーノ大司教」の十字架像。ミラノ大聖堂には複製が飾ってあります。こちらが本物。
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大聖堂のミニチュア。建築物が好きな私はこういうのが一番好き。かなり精巧に作られています。
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大聖堂を飾っていた銅像達のようです。時間がないわ、解説は英語とイタリア語だわで写真はたくさん撮りましたが詳細が分からないものが多い。
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凄い迫力の像。コルベッタという人の「エターナルファーザー」とのこと。エターナルファーザーって神様ですよね。
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大聖堂を飾っていたステンドグラスも展示されていて間近で見ることが出来ます。
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博物館は、この中庭でサン・ゴッタルド教会と繋がっています。屋根から見える塔が教会の鐘楼です。ここに飾ってあるマリア像は大聖堂の一番上に飾ってあるマリア像と同じ大きさなんだとか。
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中庭から廊下を進んで教会へ。教会の建築を指示したのはヴィスコンティ家で、この教会はヴィスコンティ家の霊廟になっています。
サン ゴッタルド イン コルテ教会 寺院・教会
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この教会の祭壇の反対側には、なんとジョットのフレスコ画があります。美術に詳しい人なら大喜びだろうな。
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30分ほどで博物館の見学を終了。ミラノ大聖堂の前にあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像。イタリアで何回か彼の銅像を見かけました。
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ミラノ大聖堂前の広場がマラソンのゴール地点となっているため、大きく広場を迂回して集合場所に向かいました。
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ミラノマラソンは世界中から1万人以上ものランナーが集まる一大イベントなんだそうです。
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ガレリアを通って集合場所のスカラ座前の広場へ。ただマラソンランナーのゴール時間と被ったらしく、前に進むのも一苦労。
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ガレリアの入り口にはレオナルドダヴィンチ博物館があります。大聖堂に入れないならここに入ろうかと思っていました。
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なにやら大道芸をやっているスカラ座横でみんなと無事に合流。
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アレッサンドロ・マンゾーニ通りというブランド店が軒を連ねる有名な通りを通って再び地下鉄に乗車しミラノ中央駅へ。
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昼食はミラノ中央駅の近く、この教会の向かいにあるRistorante Terrafermaというお店でした。このバシリカ式の立派な教会は後で調べたらカトリック・スクールでした。すごいなイタリア。
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こちらお店の外観。店内はかなりお洒落な高級店でした。
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まず配膳されたのはリゾット。チーズの風味が利いていて美味しい。
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メインはミラノ風カツレツ。何がミラノ風なのかは私のどうしようもない舌では分かりませんでした。
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食事の後は4時間かけてヴェネツィアへ。宿泊地はヴェネツィア対岸のメストレです。予定より早く着いたため、このスーパーマーケットに立ち寄りました。
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マーケットの自動精算機はレシートをもらって出口にコードをかざして出るという方法。買い物終わってホテルへ。宿泊したのは閑静な住宅地の中にあるアントニーホテルです。
アントニー ホテル ベネチア エアポート ホテル
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部屋に入るとヴェネツィアの名所、リアルト橋の絵が一面に。白を基調にした清潔感のあるお部屋でした。
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早く着きすぎて夕食までに1時間以上あるため、歩いてアドリア海まで出てみることにしました。この位置関係なら海に浮かぶヴェネツィアが見れるハズ。
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マップを確認しながら海に向かう道を歩くこと20分。目的地のヨット係留地に到着。
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このヨット係留地の一番先端まで歩くと湾の向こうに浮かぶヴェネツィアが見れました。
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真ん中に見えているのがサンマルコ広場の鐘楼です。ほかにも見学客がいました。ここから見えるヴェネツィアは美しいだろ?と言われたのでSi!と回答。
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大きな戸建て住宅にヴェネチアのライオンの旗もところどころ飾られていて、穏やかで素敵な住宅街でした。
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ホテルに戻ってホテルで夕食。夜の食事は撮り忘れました。メインは豚のソテーだったかな?写真はデザートだけ。明日はいよいよヴェネチア観光です。
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