
2018/05/03 - 2018/05/07
851位(同エリア5244件中)
fudekagePaPaさん
- fudekagePaPaさんTOP
- 旅行記102冊
- クチコミ9件
- Q&A回答10件
- 57,260アクセス
- フォロワー13人
2018年 中国、北京、おまけの上海 第二弾。
〇 2018年5月3日(木) 岡山→上海→北京
〇 2018年5月4日(金) 北京
★ 2018年5月5日(土) 北京
★ 2018年5月6日(日) 北京→上海
★ 2018年5月7日(月) 上海→岡山
「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北京3日目も、とても良い天気。今日は故宮博物院へやって来た。
天安門の前は、人山の黒だかり、もとい、黒山の人だかり。
中国は、施設に入る時も、地下鉄に乗る時も、住民カードチェックがいるので、色々なところに行列ができている。これで個人のビッグデータを集めているのだろう。
怖いですね~。(淀川長治さん風に読んでください) -
故宮博物院は、どこでチケットを購入するかわかりにくいが、午門東側に、外国人用の小さなチケット売り場がある。総合服務窓口の建物の、左側の三つの窓口だ。公衆トイレか! と突っ込みたくなるような小さくて看板も出ていない建物なので、見落とさないように。
(IHさんの「天安門、故宮博物院へ」の旅行記の中に写真がある)
https://4travel.jp/travelogue/11468671 -
チェックゲートを通って、午門を入ると -
ジャーン(銅鑼の効果音)
映画『ラストエンペラー』の世界が広がる。
ここから奥に、何重にも巨大建物が続いていく。 -
後宮への門をくぐると…
「中国ドラマで、この通路よく出てくるわ~」
って、嫁隊長の世界への窓はそこなのか~い。
この奥は、側室たちの小さな家が並んでいたり、別途入場料を払って見るまでもないな~というような宝物館があったり(本当のお宝は台北にある)。
最終的に、巨大なさざれ石のある庭を通って、北門(新武門)から出る。 -
景山に登る前に、売店のヨーグルト&ソーセージでちょっと一休み。
夫隊員「さっき、売店に入った時、『ニャーオン』って言ってたけど、あれ何?」
嫁隊長「中国語で『こんにちは』って『ニャーオン』って言うんじゃないの?」
嫁隊長よ、それを言うなら「ニーハオ(你好)」だ。
猫語では「ニャーオン」かもしれないが… -
てな夫婦漫才をかましながら、景山に登る。
我が家と同じ標高50メートルだが、意外ときつい。
この景山、近くの北池を作るために掘り出した土を盛った、人口の山らしい。 -
望遠レンズに付け替えて撮ると、背後の風景が、地球を代表する1枚になる。
(いや、世界平和のために、嫁隊長も含めて と言っておこう) -
今日はこれだけでは終わらない。市街を南側に移動して、天壇公園に行く。
ゲートがあるのだが、中は地元のお年寄りでいっぱいだ。みんな楽しそうにトランプや中国カードゲームをしている。麻雀は1グループしかいなかった。
すごく熱くなってポーカーをやっているグループがいたが、賭けポーカー?
手持無沙汰のお年寄りに、「仲間におはいり」とか声をかけている姿を見ると、ほっこりする。天壇公園 広場・公園
-
これが天壇だ!
皇帝が天に対して祭祀を行った宗教的な祭壇である。
ここが、中国世界の中心だといってもよい。 -
嫁隊長「明と清の皇帝が天に捧げた『気』を、私が全部吸い取るのよ~ チャージ!」
-
逆に『気』を吸い取られ、エネルギー切れ。
いつものように世界遺産でお昼寝をする。
よい子は真似をしないように。盗難の恐れがある。
盗難防止のため、夫隊員はいつも寝ずの番だ。
中国に行くと、一日平均4万歩ぐらいは歩くので、歩けるうちに行かないと、中国には行けなくなる。 -
お昼寝でパワーを回復した後は、南に歩き、園丘へ。
皇帝が、「今年も天気が良くて、お米や麦がたくさん採れますように」って祈っていた場所だ。 -
ここの中心に立って、夫隊員も天へ「気」を発する。
夫隊員「天上天下唯我独尊!」
なわけないか。 -
気を発したら、お腹がすいてきた。
王府井に戻ってきた。
とあるレストランの裏口に、ブーちゃんが一匹。
このブーちゃん大きくなったらどうなるんだろう?
ここ、レストランだからな~ -
王府井に戻って来たからには、王府井小吃街へ行かなくちゃ。
クモや、サソリや、ムカデや、バッタを見てお腹をもっと空かせてから… -
前回の一人旅の時に、デパ地下にフードコートを発見していて、そこに小吃専門店があるのを思い出した。
大きな蒸し器の中に、色々な小吃が並んでいて、指さしていけば様々な味が楽しめる。
豚の角煮。茄子のピリ辛炒め。王府井大街 散歩・街歩き
-
違う店でデザートを食べて、
-
また、小吃。
鶏肉のスープ、シイタケのピリ辛。杏仁豆腐を食べて、 -
また、茄子のピリ辛炒め。そしてトマトと卵の炒め物とマーボー春雨。これが超激辛だった。
ここで嫁隊長が 「トイレ行ってくる」
嫁隊長は中国の本当の姿を知ることとなる。
トイレから帰ってきて一言、
嫁隊長「ドアがなかった…」
夫隊員「どうやって済ませたの?」
嫁隊長「一番奥の個室に入って、左手をドアの外でヒラヒラさせながら『入ってま~す』アピールをしながら用を足したの…」 -
つまりこういう事?(想像図)
私も前回の一人旅の時、田舎でニーハオトイレに入った。
ドアなし一本溝バージョン(前の人のお尻を鑑賞できる)とか、囲いの高さが1mバージョン(隣の人と、囲いの上から時々視線が合う)とか。
だが、まさか、ここ王府井の一流デパートのトイレがニーハオトイレだったとは…
1階には、宝飾品売り場があるデパートですぜ、兄貴。
日本でいうなら銀座三越のトイレがニーハオトイレだった…ぐらいの衝撃…
やるな~中国! 本気を見せてくれるやんけ!
茄子のピリ辛にやられた嫁隊長は、ニャーオントイレを2回楽しんで、王府井のデパートを後にしたのであった。 -
最初の予定では最終日、今日は広島に帰る日だ。
空港に行く時間まで、レンタサイクルで北京駅周りにある明時代の城壁を見て回る。
ずっと公園になっていて、花壇もきれいに手入れがされている。 -
朝の中国の風景と言えばこれ。太極拳だ。
剣を持ったり、扇子を持ったりしてゆったりと踊っている。
中国っぽくてかっこいい!
だけど、おばちゃんたちのパラパラダンスは勘弁してほしい。
それぞれのグループが大音量で音楽をかけながら踊っているので、騒音としか思えない。近所から苦情は来ないのかね~ -
ホテルの近くで、不思議な食べ物を見つけた。
黄色い髭のようなものがまぶしつけてあるお菓子? パン? 牛肉コロッケ?
食べてみたら、乾し豚肉を糸削りしてまぶしつけてある、お肉味のシュークリーム?
嗚呼、説明が難しい…
後日調べたら、『肉鬆(ロウソン)』と言うらしい。 -
名残惜しいが、北京空港まで移動し、上海浦東空港に向かおう。
乗り換えて、今日中に広島だ。
少し時間があったので、春雨のような麺料理と、 -
何なのかわからない濃い味の料理を食べ、今回の中国旅行を〆る予定だったのだ。
-
上海までの国内線は、すごいイケメン軍団と同じ飛行機だった。中国サッカーリーグの選手? 嫁隊長は少し話をしてニコニコ。これから地獄が来るとも知らず…
乗り込んだのはいいが、離陸しない。
2時間遅れになった。
上海に着いた時には、岡山行きへの乗り換えはすでに不可能。
岡山行きの、帰りの飛行機は今いずこ?
どうすんだ?
東方航空の職員に聞くと、明日の便に振り替えるとのこと。
職員「今晩のホテルは? ない? じゃあ、世話するよ。」
こんな時、航空会社がホテル代を出してくれるのでは?
甘かった… -
東方航空が世話をしてくれた、一泊1万円の宿がこれだった。
運河帯の中にあるので、部屋が湿気だらけで、床をスリッパなしで歩くのもはばかられるような部屋だった。
「一泊1万円のホテルって、新婚旅行以来一度もないぞー。こっちとら一泊500円で家族5人が泊まったこともあるんだぞー。500円で家族5人がヘリコプター遊覧飛行に乗ったこともあるんだぞー。1万円も取るのなら、もっといいホテルに泊まらせろ!」 -
怒り心頭で息子へのお土産を食い散らかし、まだ怒りが収まらないので、近くのマッサージ屋さんへ行った。
散髪屋さんの中でマッサージをしている雰囲気。
観光用ではなく、地元民のマッサージ屋なので、値段もリーズナブル。
90分で約2400円だった。 -
嫁隊長の隣のベッドのおじさんが、ビンで吸い出し療法? をやっていた。
知識としては知っていたが、生で初めて見た。
瓶の中で火を焚いて、それを背中にくっつけるのだが、熱くないのかな? -
帰国の日、岡山行きの帰国便は夕方なので、下調べなしで、上海の市街地に行ってみようということになった。
レンタサイクルと地下鉄を駆使して、 -
着いたのは、太田川の河口のように見えるが、上海外灘である。
-
有名なテレビ塔だが、私には、55年前に読んだ子ども図鑑の、未来の建物にしか見えない。
これを20年前に作ったのか…う~ん かぐわしきセンス…東方明珠電視塔 建造物
-
お昼は豫園にやって来た。
う~ん、整備され過ぎだな~。
そこはかとなくネズミーランド感(作り物感)が…豫園 自然・景勝地
-
大きな古そうに見える建物だが、一階は全部店舗である。
-
豫園と言えば…
まっすぐしか歩けない悪霊を避けるための九曲橋だ。 -
豫園というのは、隣の庭園を含めての名前で、こちらは豫園商城(豫園デパート)らしい。
趣のある庭が見たい人は、隣の庭園に行くべきなんだな。 -
そんなこととは露知らず、豫園商城(豫園デパート)の方を歩き回る。
何といっても、上海は訪れる予定でなかったので、な~んにも予備知識がないのだ。 -
ソーセージを食べてみた。
台湾のソーセージは砂糖甘くて驚いたが、ここのは甘くはないぞ。 -
小籠包屋さんに行列ができていたので並んで購入。
後から知ったのだが、有名なお店(南翔饅頭店)だった。
ここのは確かにハオツー。南翔饅頭店 (上海店) 中華
-
嫁隊長が今でも怒り狂っているのが、このエビフライ。
見た目は10㎝もあって、猫は喜びケチャップかけまわり、中のエビが小さくて目が丸くなった。
小さいエビを頭付きで、衣の着ぐるみを着せて揚げてある代物だった…
針小棒大、羊頭狗肉、牛首馬肉、大言壮語…
さすが中国クオリティ… -
東方航空のピックアップバスが来る前に、ホテルに帰る。
地下鉄の駅からホテルまで、レンタサイクルを借りて、水郷の風景の中を走った。
村の水路に、アヒルが泳いでいたり、広大な麦畑の中をサイクリングするのは最高に気持ちがいい。
上海のホテルと、豫園のエビフライのことを、一時忘れることができた。 -
無事、一日遅れで岡山行きの飛行機に乗り込み、中国を離れる。
一日無断欠勤した理由を、嫁隊長は職場に何て言うんだろ?
ま、いっか~
中国クオリティに染まっちゃったもんな~
ニャーオントイレに座っちゃったもんな~
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
北京(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 你好(ニャーオントイレ)北京 なぜか上海(マッサージ) 帰りの飛行機は今いずこ?
0
43