2020年 1月　貴州省・六枝　悶絶級の美味しさ!!ここでしか食べられない絶品腊肉火鍋

威寧を離れる前に朝ごはんを食べにやって来た店。
この小粑粑って言うのも威寧の名物小吃なんですって。

店内狭くて激混みだったので写真撮ってないんだけど店員さんが休む事なく小粑粑を包んでいるところだけパチリ。

小粑粑は見た目イタリアのカルツォーネみたい。

中にはお豆腐と威寧ハムが入っています。

ジモティーばかりの繁盛店で注文方法もよく分からず四苦八苦しながらなんとか注文した酸湯米線。

熱々で口の中大やけど（笑）

こちらは老火腿米線。
こちらは汁なしで食べやすかったです。

一旦ホテルに戻って荷物を取って草海の駅ヘ。駅前の広場にはお土産屋さんや食堂が並んでます。

こちらは荞酥。
蕎麦粉を使った揚げ饅頭みたいなもの。
蕎麦は威寧の特産ですもんね。

流石に箱買い出来ないので3種類買ってみましたが油っこ過ぎしボロボロ崩れるしイマイチでした。

そして広場の隅っこでは焼き芋を売る人達が大勢いました。

１個買ってみましょー。

ジャガイモを半分にカットしてチリパウダーをかけてくれます。
みんなハンバーガーのようにサンドして食べてましたが私達は半分こして食べました。
シャリシャリ系の硬いジャガイモでした。
焼き足りなかったのかしらん?
これ、トッピング工夫して売ればもっと売れそうな気がするなー。

駅構内。

草海始発の列車です。

始発なので余裕を持ってホームへ。

今日の座席は2階建て車両です。

貴陽ー草海線です。

さよなら、威寧。
もう来ることはないかな。

私の座席は上段と下段の中間の位置でした。
モエ姉と離れた席だったけど譲ってもらって一緒の席にしてもらいました。

3時間半くらいで六枝に到着。

宿に行く前に明日の貴陽までの切符を購入。
切符売り場では公安の人にパスポートチェックされたりちょっとだけ物々しい雰囲気でした。
六枝って全く観光地の要素が無いので外国人が泊まれる宿も少ないし、チェックが厳しいのかな。

2年前は六枝特区で外国人が泊まれる宿はtrip.comで1ヶ所しか登録されてなかったけど、今回は4ヶ所位出てたかな?
でも私達が予約したこちらの宿は六枝特区で検索しても出てこず、六盤水でモエ姉が検索して見つけました。
比較的新しくてしかも安かった穴場の宿。
駅前から3路のバスで15分位。

ホテルのフロント。
外国人の接待は初めてと言うことでスタッフ総動員でパスポート登録を（笑）
私達は慣れっこなのでのんびり待ちます。

30分くらい待たされて通された部屋は電気工事中で別のお部屋にチェンジ。
1500円位の部屋だけどツインだし広くていい。
やっぱり絨毯は掃除してないみたいで汚かったけど値段考えれば許容範囲です。

フロントの女の子は明るく、「学校で英語習ったから英語はオッケー」って言ってたけどモエ姉が英語で話し掛けたらてんでダメ（笑）
普段使わないと忘れちゃうよね。

お茶のセット

バスルーム。

洗面台

お部屋からの眺め。

さて、満を持してお目当ての姐妹腊肉火锅へ。

もしここまで来てやってなかったら悲しすぎるから、前日に威寧のホテルのフロントのお姉さんに電話して確認取ってもらった程の念の入れようでやって来ました（笑）

2年前にはなかった縦長の看板が!

店構えは変わっておりません。

2年前は1人30元で食べ放題だったけど、豚コレラで豚肉の値段が高騰していた影響で40元に値上げされていました。
それでも十分安いけど。

席につくと石炭をくべてくれます。

暖かい。

冷蔵庫には腊肉と烟熏豆腐がギッシリ!
全部自宅で手作りしているそう。

メニューは腊肉火锅一種類だから直ぐにセッテイング完了。箸休めの酸菜や茹で野菜なども合わせてこれ全部食べ放題。

グツグツ煮えて来ました～。
その時は気づかなかったけど、後で写真見たら鍋の写真全部ボケてたー（泣）

しっかりスモークされた絶品腊肉。
腊肉って言うのは干し肉のことね。
貴州の腊肉はスモークがかかっているのが特徴です。

おかわり腊肉。
鍋に追加して食べるも良し、そのままおつまみで食べるも良し。
本当に美味しい!
ここの店の腊肉は豚を捌くところから全部やってるそうで、そんな手の込んだものが食べ放題なんて信じられない。

つけダレに入っている水トウチも手作り。

予約席にセッテイングされた大人数の鍋。

これが持って帰れたら最高なのに!!

お通し?で出てくる唐辛子。

唐辛子にディップする用の腐乳。

店名にもなっているこの店の店主の姉妹。
主に左側の妹さんが切り盛りしているみたい。

前回来た時はどこかに遊びに行っちゃってたらしくて会えなかったんだけど、めっちゃ明るくて良い人。
お姉さんの旦那さんは2年前に私達が来たこと覚えていてくれました!

基本的には月一回位不定期休むだけで春節も休まず営業しているそう。

コロナショックのこのご時世、どうしてるかな。

コロナが落ち着いてまた貴州に行けるようになったら絶対行きます。

貴陽から火車で2時間半程で行けるので貴陽から日帰りでランチ食べに来る事も出来ますのでチャンスがあったらみなさんも是非来てみてくださいね!

六枝でおすすめのお土産はこちらの岩脚麺。
六枝特区郊外岩脚で作られてる麺なんですが、何が特別か知りませんけど、この辺でしか売ってません。
試しに買って来ましたが美味しかったですよ。

なんともシュールなキャラクターなミント水。

夜、ホテルのライトアップ。
こう見ると良さそうに見えます（笑）

そう言えば、宿泊者は併設の温浴施設を無料で利用できます。
女性用の浴室は一人用の湯船がいくつか並んでいて、サウナとシャワーが使えるようになっていましたが、男性方は大浴場になってるみたい。

お部屋からの夜景。

近くの山の上に見えた塔。

姉妹腊肉火鍋で水トウチを絶賛したら無料で分けてくれました。
唐辛子の方は1斤20元で譲ってもらったんだけど、貴州では欠かせない煳辣椒と言う焙煎した唐辛子。
煮物にかけたり納豆に入れたり何にかけても美味しい。
今では家でも欠かせない調味料になっています。

明日はとうとう貴陽に帰還です。