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陽の長いフィンランド7月。<br />美しい太陽の光と湖や緑の写真を撮りに、コリ国立公園や小さな島へ一人旅。<br /><br />2日目その3:夕暮れどきのコリ国立公園ハイキング~3日目朝のハイキング<br /><br /><旅行記グループ全体><br />・ハナザーリ<br />・コリ国立公園<br />・ヨエンスー<br />・ハラッカ島<br />・ヘルシンキ<br /><br />撮影機材:FUJIFILM X-T30、NikonD5300、iPhone

フィンランドの夏の湖と森の写真を撮りに行く旅【4】 2日目その3:夕暮れのコリ国立公園

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2019/07/02 - 2019/07/02

14位(同エリア25件中)

カレンサマー

カレンサマーさん

陽の長いフィンランド7月。
美しい太陽の光と湖や緑の写真を撮りに、コリ国立公園や小さな島へ一人旅。

2日目その3:夕暮れどきのコリ国立公園ハイキング~3日目朝のハイキング

<旅行記グループ全体>
・ハナザーリ
・コリ国立公園
・ヨエンスー
・ハラッカ島
・ヘルシンキ

撮影機材:FUJIFILM X-T30、NikonD5300、iPhone

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
  • 22時半ごろ、2回目の展望台へ。<br />前回(数時間前)の反省を踏まえてきちんと支度をして出かける。<br /><br />コリでハイキングをするときに準備していくとよいと思うもの(夏編):<br />・ちゃんとしたスニーカー(裏にそれなりに溝があるもの)<br />・虫除けスプレー(ずっと蚊だかハエだかが耳の周りをブンブンしている)<br />・フリースなどの山ウェア(寒くなったり暑くなったりが激しいので)<br />・リュック(重いものを持つなら絶対)<br />・長袖(蚊に刺されないために)<br />・足首を出さないように、長めのパンツまたは普通のソックス(スニーカーインソックスで足首が出てしまうと、蚊に刺される)<br />・岩肌に気軽に座れるパンツ(汚れは覚悟)<br />・ストール(首元の虫対策)<br />・帽子(なくても大丈夫だけど、虫対策としてもあったほうが安心)<br /><br />ホテルを出てすぐのところに、リフトがある。<br />これに乗ると湖畔まで降りられるみたい。<br />今回は昼間滞在できなかったので、乗れなくて残念。

    22時半ごろ、2回目の展望台へ。
    前回(数時間前)の反省を踏まえてきちんと支度をして出かける。

    コリでハイキングをするときに準備していくとよいと思うもの(夏編):
    ・ちゃんとしたスニーカー(裏にそれなりに溝があるもの)
    ・虫除けスプレー(ずっと蚊だかハエだかが耳の周りをブンブンしている)
    ・フリースなどの山ウェア(寒くなったり暑くなったりが激しいので)
    ・リュック(重いものを持つなら絶対)
    ・長袖(蚊に刺されないために)
    ・足首を出さないように、長めのパンツまたは普通のソックス(スニーカーインソックスで足首が出てしまうと、蚊に刺される)
    ・岩肌に気軽に座れるパンツ(汚れは覚悟)
    ・ストール(首元の虫対策)
    ・帽子(なくても大丈夫だけど、虫対策としてもあったほうが安心)

    ホテルを出てすぐのところに、リフトがある。
    これに乗ると湖畔まで降りられるみたい。
    今回は昼間滞在できなかったので、乗れなくて残念。

  • 2回目のウッココリ。<br />夕焼け空が始まっている。<br />これを見にきている人も数人。<br />よかった、この時間に出ても大丈夫なんだ。<br />大自然の中で人を見るとホッとする。

    2回目のウッココリ。
    夕焼け空が始まっている。
    これを見にきている人も数人。
    よかった、この時間に出ても大丈夫なんだ。
    大自然の中で人を見るとホッとする。

    コリ国立公園 国立公園

  • ウッココリからのぞむピエリネン湖。<br />静か、そしてすこし怖い。<br />海でも川でもない湖は、水に動きがない。<br />だから、まるで固体のように固まっているみたい。<br />氷のような、板のような。<br />暗くなり始めて、さっきよりさらに板感が強まっている。<br />そして、無音。<br /><br />薄暮がただよう空気の中で、岩に登ってそのてっぺんに座る。足をすべらせば森に落ちそう。そしてはるか彼方には広大な鏡の板。<br />穏やかであると同時に、恐れも感じさせるような場所だった。<br /><br /><br />続いて、アカコリとパハコリを目指す。<br /><br />アカコリの標識の岩を登ると、少し高いところに出る。<br />ここは湖ビューではなくて、森ビュー。<br />降り道も特になく、自然な岩をあくまで登って降りてくださいという感じ。<br />そのままパハコリに行けるのかと思ったけどそういうわけではなく、いったん今来た道(というか岩)を戻り、また道なりに進む。<br /><br />パハコリはどっちなんだろうと進むと、標識発見。

    ウッココリからのぞむピエリネン湖。
    静か、そしてすこし怖い。
    海でも川でもない湖は、水に動きがない。
    だから、まるで固体のように固まっているみたい。
    氷のような、板のような。
    暗くなり始めて、さっきよりさらに板感が強まっている。
    そして、無音。

    薄暮がただよう空気の中で、岩に登ってそのてっぺんに座る。足をすべらせば森に落ちそう。そしてはるか彼方には広大な鏡の板。
    穏やかであると同時に、恐れも感じさせるような場所だった。


    続いて、アカコリとパハコリを目指す。

    アカコリの標識の岩を登ると、少し高いところに出る。
    ここは湖ビューではなくて、森ビュー。
    降り道も特になく、自然な岩をあくまで登って降りてくださいという感じ。
    そのままパハコリに行けるのかと思ったけどそういうわけではなく、いったん今来た道(というか岩)を戻り、また道なりに進む。

    パハコリはどっちなんだろうと進むと、標識発見。

    コリ国立公園 国立公園

  • コリ国立公園 国立公園

  • パハコリ到着です、の標識(写真右端)。

    パハコリ到着です、の標識(写真右端)。

    コリ国立公園 国立公園

  • パハコリ、と指されたところにある大きな岩山。

    パハコリ、と指されたところにある大きな岩山。

    コリ国立公園 国立公園

  • それでその大きな岩山を、随分高いなぁと思いながら登っていくんだけど、冷静に考えたら、ちょっとこれ登る高さじゃなくない?<br />振り返ってみたら、ウヒャー45度近くあるんじゃないの?<br />やばい、降りられませんわ。

    それでその大きな岩山を、随分高いなぁと思いながら登っていくんだけど、冷静に考えたら、ちょっとこれ登る高さじゃなくない?
    振り返ってみたら、ウヒャー45度近くあるんじゃないの?
    やばい、降りられませんわ。

    コリ国立公園 国立公園

  • でも、この岩と繋がっている一番高いところに、三脚立ててるカメラマン&その息子がいて、平然と写真を撮っている。なんなら息子は軽く走っている。<br />三脚持って登ってるくらいなんだから、大丈夫なところなんだ、、と思い直すことにする。<br /><br />わたしもカメラを持って写真を撮っていたので、カメラマンに、あ、ごめん、邪魔?みたいな感じで話しかけられた。<br />いや、大丈夫。それよりちょっと怖いんだけど、どのルートで登ってきたの?<br />そこだよ。<br />みたいなやりとりで、たしかに最初に登った一番手前の側ではなくもう少し先のほうには岩に溝があって、まだ上り下りしやすかった。溝があればなんとかなる。

    でも、この岩と繋がっている一番高いところに、三脚立ててるカメラマン&その息子がいて、平然と写真を撮っている。なんなら息子は軽く走っている。
    三脚持って登ってるくらいなんだから、大丈夫なところなんだ、、と思い直すことにする。

    わたしもカメラを持って写真を撮っていたので、カメラマンに、あ、ごめん、邪魔?みたいな感じで話しかけられた。
    いや、大丈夫。それよりちょっと怖いんだけど、どのルートで登ってきたの?
    そこだよ。
    みたいなやりとりで、たしかに最初に登った一番手前の側ではなくもう少し先のほうには岩に溝があって、まだ上り下りしやすかった。溝があればなんとかなる。

    コリ国立公園 国立公園

  • 岩を降りて一度道に戻り、今来た道を帰らず、さらに進んでいく。<br />そうすると、そこにとっても良いポイントがいくつかある。<br /><br />湖が見下ろせる絶好のポイントに、1人で座る人を2人発見。<br />瞑想する人。音楽を聞いている人。<br /><br />一番驚いたのが、この岩山の向こう側に、女の人が1人で座っていたこと!<br />(写真で、頭と靴が少し見えるところ)<br />どうやってそこに行ったの?と震えたが、さらに進むと、その先に回り込めるルートを発見。<br /><br />あくまで手付かずの自然の岩山で、人工的に作られたルートやスポットはないので、無理したら落ちちゃうし、でも行ってみれば行けるかもしれない。<br />そんな、自己責任で楽しむところ。

    岩を降りて一度道に戻り、今来た道を帰らず、さらに進んでいく。
    そうすると、そこにとっても良いポイントがいくつかある。

    湖が見下ろせる絶好のポイントに、1人で座る人を2人発見。
    瞑想する人。音楽を聞いている人。

    一番驚いたのが、この岩山の向こう側に、女の人が1人で座っていたこと!
    (写真で、頭と靴が少し見えるところ)
    どうやってそこに行ったの?と震えたが、さらに進むと、その先に回り込めるルートを発見。

    あくまで手付かずの自然の岩山で、人工的に作られたルートやスポットはないので、無理したら落ちちゃうし、でも行ってみれば行けるかもしれない。
    そんな、自己責任で楽しむところ。

    コリ国立公園 国立公園

  • そして、だんだん夕焼け空も終わっちゃったな、、帰ろうかなと思っていた23時半ごろ。<br />数分で空の色が激変。<br />気づいたら西の空が真っ赤になっていた。

    そして、だんだん夕焼け空も終わっちゃったな、、帰ろうかなと思っていた23時半ごろ。
    数分で空の色が激変。
    気づいたら西の空が真っ赤になっていた。

    コリ国立公園 国立公園

  • コリ国立公園 国立公園

  • ただただ驚いて夢中でシャッターを切った。<br /><br />いま、このコリ国立公園にいると思われる5人くらいの仲間(さっきのカメラマンや、瞑想してた人)もみんな真っ赤な西を向いて、それぞれのポイントでシャッターを切っていた。<br /><br />この赤い空は10分くらいで色を失って、薄いオレンジ色に戻ってしまった。<br /><br />さすがにこの時間になるとコリもだいぶ薄暗さが出てくる。<br />なんとなく恐怖も感じて、小走りで階段を駆け下りてホテルへ戻った。<br /><br /><br />翌朝。<br />ホテルの朝食バイキング(昨日のレストランと同じところ)のあと、再度展望台に向かうことにした。これで3回目。<br />あらためて時間を測ってみると、登山ルート入り口からウッココリまで約5分。<br /><br />何回目かのウッココリに到着。

    ただただ驚いて夢中でシャッターを切った。

    いま、このコリ国立公園にいると思われる5人くらいの仲間(さっきのカメラマンや、瞑想してた人)もみんな真っ赤な西を向いて、それぞれのポイントでシャッターを切っていた。

    この赤い空は10分くらいで色を失って、薄いオレンジ色に戻ってしまった。

    さすがにこの時間になるとコリもだいぶ薄暗さが出てくる。
    なんとなく恐怖も感じて、小走りで階段を駆け下りてホテルへ戻った。


    翌朝。
    ホテルの朝食バイキング(昨日のレストランと同じところ)のあと、再度展望台に向かうことにした。これで3回目。
    あらためて時間を測ってみると、登山ルート入り口からウッココリまで約5分。

    何回目かのウッココリに到着。

    コリ国立公園 国立公園

  • すると、ちょうどホテルの向かいの部屋の家族が展望台にいた。<br />パパママプラス5歳(お兄ちゃん)、3歳(妹)、1歳といった5人家族。<br />ホテルの部屋のドアをあけて廊下を走るお兄ちゃんと妹の世話をしている親たちを見て、大変だなぁと思っていたら、展望台にまで来ているとは。<br /><br />両親がそれぞれ、1歳と3歳を背負う。さらに、5歳児が駆け回っている。高い岩の上。<br />駆け回る5歳児のことはそれほど気にせず、景色を楽しんでいる。<br />「あぶないからやめなさい」よりも前に、「まずやってみよう」なのかなぁ。

    すると、ちょうどホテルの向かいの部屋の家族が展望台にいた。
    パパママプラス5歳(お兄ちゃん)、3歳(妹)、1歳といった5人家族。
    ホテルの部屋のドアをあけて廊下を走るお兄ちゃんと妹の世話をしている親たちを見て、大変だなぁと思っていたら、展望台にまで来ているとは。

    両親がそれぞれ、1歳と3歳を背負う。さらに、5歳児が駆け回っている。高い岩の上。
    駆け回る5歳児のことはそれほど気にせず、景色を楽しんでいる。
    「あぶないからやめなさい」よりも前に、「まずやってみよう」なのかなぁ。

  • ウッココリから、パハコリまではまっすぐいくと約5分。<br />昨日見つけた、パハコリの標識をさらに少し道なりに進んだスポットからの眺め。<br /><br />

    ウッココリから、パハコリまではまっすぐいくと約5分。
    昨日見つけた、パハコリの標識をさらに少し道なりに進んだスポットからの眺め。

    コリ国立公園 国立公園

  • バスの時間も迫っていたので、慌ただしいけどホテルに戻る。<br />ホテルを出てからちょうど40分。<br />短時間でもハイキング可能。<br /><br />冬だけじゃなくて、夏でもリスクはあると思うけど、自己責任でね。大人の国フィンランド。<br /><br /><br />ホテルに戻ってチェックアウトをすませ、10時40分のシャトルタクシーでヨエンスー駅へ向かう。

    バスの時間も迫っていたので、慌ただしいけどホテルに戻る。
    ホテルを出てからちょうど40分。
    短時間でもハイキング可能。

    冬だけじゃなくて、夏でもリスクはあると思うけど、自己責任でね。大人の国フィンランド。


    ホテルに戻ってチェックアウトをすませ、10時40分のシャトルタクシーでヨエンスー駅へ向かう。

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