
2014/09/12 - 2014/09/12
7位(同エリア45件中)
ぶどう畑さん
2014.9.12(金)メーアスブルク街歩き、ワイン祭り
雨の中、メーアスブルク旧市街を散策しました。
木組みの家の並ぶ路地を歩き、旧城を見学。
ワイン祭り会場に人影はなく、雨で中止?と思っていたら、始まるのは夕方から。19時過ぎ、会場へと繰り出しました!
(旅行期間:2014.9.12〜2014.9.21)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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船を降りて、湖沿いのゼープロムナーデを少し歩き、ウンターシュタット通りに入る。
ウンターシュタット門をくぐったら、目指すは丘の上の旧市街。 -
上る坂の雰囲気のいいこと!
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荷物を持って、傘をさしながら、シャッターを押すのは大変だけど、撮らずにはいられない。
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しばらく行くと、マルクト広場に出た。
そう、この景色!ドイツのカレンダーで見て以来、いつか訪れたいと思っていた。
想像していたよりずっと小さかったけれど、奥にオーバー門が見える趣きのある広場。 -
予約したホテル“ヴィクトリア”は、オーバー門から街の外に出た所にあった。
当初はコンスタンツから日帰り観光を考えていたメーアスブルクだったが、コンスタンツのホテルが取れず、宿泊を検討。
ヴィクトリアにだけ空室があって、慌てて押さえた後に、ワイン祭りにぶつかると知った。ホテルが取れたことに感謝! -
13時と早い時間でもチェックインできた。
宿泊料金が結構高かったので、ダメモトでバスタブ付の部屋をリクエストしたところ、バスタブはないが、そのかわりにとバルコニー付の203号室に案内された。 -
雨でバルコニーの有難味はないものの、
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広い部屋。
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眺めはまぁまぁ。
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シャワーしかないバスルームはとっても狭いが、置かれているボディーソープ、シャンプーがいい香り。
ヨシとする。 -
カメラの電池の調子が2つとも悪く、さっそく1つを電源に差し込んで、ランチに出かける。
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フロントのオニイサンから、レストランをいくつか教えてもらって、雨の中へ。
マルクト広場に面するホテル、クマを意味する“ベーレン”、ライオンを意味する“ルーヴェン”、それぞれのレストランは魅力的だが、もうちょっと軽めにしたい。 -
シュタイク通りにベーカリーを見つけ、入ってみる。
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その店には、ドイツ通に教えていただいた“ツヴィーベルクーヘン(玉ねぎのタルト)”があった。
これが“フェダーヴァイサー”によく合うらしい。フェダーヴァイサーとは、ワインになる発酵途中の飲み物。ドイツの秋の味覚なのだそうだ。
この店にはフェダーヴァイサーはないのかしら?
店の女の子に尋ねたら、「フェダーヴァイサーですか?ありませんけど…、えと、ちょっと待ってください。」ベテラン風の店員さんを呼びに行く。 -
フェダーヴァイサーは、メーアスブルクでは“サウザー”と呼ばれていた。
ベテラン店員さんは「場所によっては、フェダーヴァイサーとも言うのよ。」若い女の子に教えている。
そういえば、ウィーン郊外のグリンツィングのホイリゲで飲んだ時は、確か“シュトルム”だった。
ベテラン店員さんは「いい選択ね!」言いながら、ツヴィーベルクーヘンを温めてくれた。 -
ここのサウザーは、アルコールなしのブドウジュース。甘酸っぱい味がなんともいえず、美味しい!
ツヴィーベルクーヘンは、みじん切りの玉ねぎのタルトで、結構どっしり。
ドイツの秋の味覚に出会え、お隣の席の人には写真を撮りましょうかと言ってもらえ、なんだかとっても嬉しいランチタイム。 -
店を出て、ワイン会場に寄ってみたが、濡れた椅子とテーブルが並んでいるだけ。
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お祭りは中止かな。
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そうだよね、雨だしね…。ま、仕方ない。
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14時半少し前、ホテルにいったん戻る。
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電池を入れ替えて、街歩きを再開。
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オーバー門から見る“バーレン”“ルーヴェン”のたたずまいは言うことなし!
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(オーバー門)
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マルクト広場に面する銀行“フォルクスバンク”の壁にはノウゼンカヅラの花。
広場の雰囲気を壊さない銀行っていいなぁ。 -
レーヴェンの店先や、
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バーレンの出窓をカメラに収め、
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キルヒ通りの坂を上り
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教会へ。
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教会は、壁が白く、明るい感じだった。
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教会の脇の階段を下ってみると、
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そこは木組み家が並ぶ一角。
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いい雰囲気!
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しばらく写真撮影。
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そこから少し行ったら、お昼のベーカリーもほど近い、シュタイク通りの上に出た。
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シュタイク通りを少し下った所に、楯を持った熊の泉があった。
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泉からすぐの場所には、水車のある家。わぁ〜!
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その奥に見えるのが旧城。
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雨宿りを兼ねて、城を見学するか。
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旧城を見学する前に新城の庭へ。
新城 城・宮殿
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そこから、丘の上の教会がよく見えた。
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道の角の建物でチケットを買って、15時過ぎ、いざ城へ!
チケット切りの人は、中世の格好をしていた。
城に入るのに木の橋を渡るって、ワクワクする!旧城 城・宮殿
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扉をくぐった所も雰囲気ある〜!
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たくさんの角が飾れている部屋の回転ゲートを通って、その奥の扉を押して入る。
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内部には台所や
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井戸もあった。
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甲冑が展示されている部屋では、
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中世の格好で小さいハープを弾いている人。
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なんだか、楽しそう!
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庭からは
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ボーデン湖と下の街を見下ろすことができた。
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天気が良ければ、素晴らしい景色が広がっているのだろうけれど…。
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庭を抜け、順路を進む。
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城にはドイツの詩人アンネッテが住んでいたとのこと。
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湖を望む部屋がそうだったのかもしれない。
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今度は、むき出しの壁の所に出る。
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そこに展示されていたのは、大きな“ふいご”や武器など。
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古い城の感じを味わう。
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中世の格好した人はミュージアムショップにもいた。
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壁に飾られている騎士のマスクが興味深い。
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順路は、いったん外に出る。
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家の屋根が雨に濡れて光り、出窓のある様子も興味深く、思わず写真を撮る。
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建物に戻って、らせん階段を上ったら、見学終了!
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出口の手前で、騎士のフィギュアを買った。
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出口の先は回転ゲートがあった部屋。
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16時、隣接するカフェに入る。
ここで面白い体験。持っていた傘は入口に置けと言われた。傘立てがないこともあるが、みんな、そこに傘を置いていた。 -
マキアトを頼んで、一休み。
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州立ワイン販売所は何時までだろう?
時間が気になって、16時半、城を後にする。 -
ヘルガッセを行き、ワイン会場のシュロス広場へ。
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広場を通り抜けた左手に、ワイン販売所があった。
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旅の初日から、フルボトルを持って歩くのは避けたいなぁ。
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あいにくハーフボトルはなく、棚にワインゼリーを見つけて、赤ワインゼリーをゲット!
このゼリー、とーっても香りが良かった。今度メーアスブルクに来たら、ぜひ買いたい一品。 -
州立ワイナリーのゲストハウスの前を
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湖方向に行った先の階段からは、船着場や
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ブドウ畑を見下ろせた。明日は、ここを下って船着場に行こう!
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さて、ホテルで少し温まってから出直そうかな。
この旅行にあたり、ドイツの天気をチェックしていたのだが、1週間周期で気温が上がったり、下がったり。寒い日は15℃を切り、慌てて薄手のダウンを買った。
この日は、レインコートの下に、ジャケットとそのダウンを着込んでいたが、腰から下が冷えてしまった。
広場を通って帰ろうと思ったら、さっきは誰もいなかった会場入口のテーブルの所に人が立っていた。
入場ゲートのような雰囲気に、黙ってその前を通り過ぎるのもはばかられ、「ホテルに行きたいんですが、通ってもいいですか?」と言うと「どうぞ!」にこやかに返ってきた。
後で来ますね〜! -
17時、ホテルに戻る。
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19時、ワイン祭り会場へと向かう。天気が悪いものの、外はまだ明るい。
会場入口で4ユーロ払ってグラスを買う。このグラスが、ワイン祭り期間中の3日間、通行証代わりになる。
会場の屋台でワインを選んでそのグラスに注いでもらい、代金を払う仕組みになっていた。
グラスは2種類。ワイングラスとコップ型があり、どちらも100ccと小さ目なのが、私にとってはありがたい。
コップ型のほうが壊れにくいとわかっているけれど、やっぱりワイングラスだよね! -
さーて、どんなワインがあるのかな?
とりあえず、一周してみよう。 -
まずはフォルブルクガッセ。
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屋台を覗きながら歩く。
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広場に出ると、たくさんの人でにぎわっていた。
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張られたテントの下の濡れない席に人が集中して、そこに入り込むにはちょっと勇気がいりそう…。
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ワインに決め手はなく、州立ワイナリーのにしようと、再びフォルブルクガッセへ。
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あ、ロゼがある!
「辛口と、そうでないのとあるけれど、どっち?」と聞かれ、辛口でないほうにする。一杯2.5ユーロ。 -
次は料理。シュロス広場の角にあったボーデン湖の魚料理の屋台で、ムニエルを調達。
傘をさしながら、グラスと料理を持つのは大変…。 -
ステージに近い所にどうにか空いている席を見つけて、座らせてもらう。
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ワインも、ムニエルもマル!白身魚に添えられていたのは、ドイツでよく出てくるポテトサラダ。これが苦手なんだよなぁ。マッシュポテトだと嬉しいんだけど…。
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辺りはだんだん暗くなる。
バンドの演奏も始まって、ワイン祭りの夜が盛り上がる。
多少濡れてもなんのその、フード付きのジャケットで雨をしのぎ、グラス片手に体を揺らしている人もいる。
グループで来ている人は、ボトルでワインを買っているのだろう。なみなみとワインの入ったグラスを持っている人も。
みんなニコニコして楽しそう! -
もうちょっと何か食べたい。
席を立って、デザートになりそうなものを探しに行く。 -
フルーツの盛り合わせ?と思ったのはチーズとブドウ。
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ひとりで食べるにはチーズが多すぎて、リンゴとサクランボのパイにする。
これがまた、ずっしりと重い。 -
ゲヴェルツトラミネールの文字を見つけ、飲んでみたい!思ったけれど、持っているパイですら落としそう。
ゲヴェルツトラミネールは諦めて、ホテルの暖かい部屋でパイを食べようと、20:20、会場を後にした。 -
ホテルに戻って、パイを食べながらまったりの時間。
広場からかすかに聞こえてくる音楽を聴きながら、21時半、就寝。
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この旅行記へのコメント (3)
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- dankeさん 2015/03/18 07:05:19
- やっぱり好き
- ぶどう畑さん、
ぶどう畑さんの旅行記は私のツボを押さえていてやっぱり好きです。見たいものとか食べたいものとかの好みが似ているのかもしれません。:) ワイン祭も楽しそう〜(*˘?˘*).。.:*? 宿も綺麗でいいなぁ。メーアスブルク、初めて知りました。行ってみたい。
- ぶどう畑さん からの返信 2015/03/18 22:04:18
- 元気でしたか?
- dankeさん
お久しぶり!投票をありがとうございました!
携帯でトロントの天気を見れるようにしているので、毎日、氷点下の気温に「わぁ〜寒そう!」と思ってました。
数日前に、ようやく昨年9月の旅行記を最後まで書きあげ、ただ今、アルザス編を推敲中。
旅行記に追いかけられてる感じです。(笑)
dankeさんはドイツよりフランスかもしれませんが、この2回あとに、大事件が起こりますので、よかったらまた覗いてみてくださいね。
- dankeさん からの返信 2015/03/18 22:29:35
- RE: 元気でしたか?
- ぶどう畑さん、
ありがとうございます。そうなんです、なんかこの冬は氷点下からなかなか脱出できないで、春が来たかな、と言い続けて、でも暖房をまだつけている毎日です。
このあとオーベルジュも登場しますかね?へへ。ぶどう畑さんは今年も予定がたくさんですから、旅行記のねたがつきなくていいなぁ。
Ik hou ook van Duitsland
これオンライン翻訳したのですが意味通じますか?未踏の地ですがきっとこうなると思います。
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