秋の味覚ポルチーニ茸のランチ と 山種美術館 ～「Less Labo」 の芸術的なケーキをお土産に

美術館に行く前、恵比寿東口から徒歩約5分、食べログTop5000の「パルテノペ恵比寿店」さんで、ランチをします。　オープンの11:30頃入店。　恵比寿駅で降りる事は滅多にないので、調べて評価の良いこちらを選びました。　どんなか楽しみです。

店内は入口の席、真ん中の通路の席、奥の席と結構広く、どこの壁も素敵にデコレーションされていて魅力的なお店です。

ナポリのお店に居るかのような照明

トイレも可愛いタイルと照明

「真のナポリピッツァ協会」認定店でイタリアから輸入した薪窯で焼くナポリピッツァを提供しているそうです。　窯の火も席から見えました。

ランチセットのサラダとアイスティー
セットのサラダですが前菜のような、お洒落なサラダ。　ミニトマトがとても甘かったです。

せっかくなのでナポリピッツァを選びたいところですが、一人なので食べきれないと思い、「ポルチーニ茸のクリームソース パッケリ」 を選びました。　ポルチーニ茸は、生を使用している部分があるのか、香りが良かったです。　ソースもとても美味しく、パンにつけて残らずいただきました。　　

観察していたら、やはりピッツァのサイズはかなり大きく、他の女性一人の方も、パスタを選んでいました。　お腹いっぱい、満足。

恵比寿西口まで戻り、バスで山種美術館に向かいます。　頑張れば徒歩圏内ですが、見学後、恵比寿駅から歩いてケーキ屋さんに向かう予定なので、ここは体力温存します。　バスは、10分に1本位か頻繁にあるので便利でした。

残念ながら館内の絵は写真不可でした。

第１章　福田平八郎
「筍」
入ってすぐの所に飾られていて、55才の時の絵。　実物は、かなり大きくインパクトあります。　よく見ると背景に葉が色々な方向で画面全体に描かれています。　筍２本だけではさみしいと思い葉を追加したそうですが、その効果は抜群でいつまでも鑑賞してられます。　

パンフレット裏
題材に鮎が多いですが、40才で釣りを始めたそうです。　透明感ある美しい鮎は、日本画の題材にピッタリ。　

「桃」も好きで毎夏描いては食べていたようです。　赤い漆のお盆に沢山の桃が置かれている絵なのですが、マティスやセザンヌの静物画とは違う、日本画の上品で美味しそうな「桃」は素晴らしかったです。

「牡丹」
今回これが一番感動しました。　若干32才でこの絵を描いていたなんて！　何度も年齢を確認してしまいました。　とても大きい屏風絵で離れて見ると幽玄な世界を感じて、近くで見ると丁寧に描かれた牡丹の花びらに息をのみました。　プリントになるとその良さがなくなるので、実物を見て頂きたい作品です。

「彩秋」
何故だか、この一枚だけ携帯での写真OKでした。

第２章　琳派の世界
酒井抱一「秋草図」江戸時代
自分が子供の頃よく見かけた青紫色のツユクサが懐かしい絵でした。

第３章　近代・現代日本画にみる琳派的な造形　
迫力ある山口蓬春の「新宮殿杉戸楓4分の1下絵」も展示されており、この企画展最後まで全58作品を楽しみました。 １時間弱の滞在でしたが、左足がつってしまう情けなさ。　

今回の展覧会に合わせた和菓子のラインアップ

こちらの館内１階「Cafe 椿」で提供されています。

恵比寿駅に戻るバス停そばの「パパスカフェ」
行きのバスの中から、このパリ風のカフェが見えて気になっていました。

この時点では、「Less Labo」で休憩する予定にしていたので、次回山種美術館に行った際は、入ってみたいと思います。

恵比寿駅に戻ってきました。　いつかは「Shake Shack」でハンバーガーを食べてみたいですが、今日は素通り。

線路沿いの坂をハーハー言いながら登り、お洒落な雑貨屋さんや、味のある飲食店が並んでいるのを横目にお目当ての店を目指します。

こちらも雰囲気あるお店

目的地のそばに、まさかの秋刀魚デザインのバス停。　そう言えば、「目黒のさんま祭」をテレビのニュースで見た事を思い出しました。

目指した食べログ百名店の「Less Labo」さんに到着

美しいフォルムのケーキが、お行儀良く並んでいます。
イートインしようと思ってましたが、この８月で終了し、今はテイクアウトのみだそうです。　う～ん、美味しいケーキとアイスコーヒーで休憩しようと思っていたので、残念。

チョコレートも色々あります。

焼菓子

レジ横の生花。　ケーキ２個に焼菓子２個購入しました。

お客さんが次から次へと入って来ます。　ケーキ１個づつ箱に入れて動かないよう丁寧に包装してくれます。　合計金額に一瞬驚きましたが、たま～にの贅沢ですから。。

家に戻り実食！
アーモンドパリブレスト

箱を開けた途端にアーモンドの芳醇な香り。　今までアーモンドの香りなんて噛んだ時にしか感じなかったので、ビックリ。　丸いフォルムに異なる質感の層。　長く見ていても飽きない ”作品” 。

ケーキピックも、それぞれのケーキに合わせて異なっています。

Today's creation（ ピスタチオ）
センスを感じさせるケーキ。　ピスタチオの味が濃厚で美味しかったです。 箱から取り出す時に、手前のピスタチオクリームの一部が剥がれてしまいました。。

Today's creation と、通常他店で見かける「本日のケーキ 」"cake" ではなく、"creation" を使っているところが、アーティストとしてのこだわりを感じます。　

何とも魅力的な断面

ピーカンクランブルクッキー
ヘーゼルナッツフィナンシェ

焼菓子は賞味期限が長いので、これからの楽しみにしておきます。 親の介護の合間の甘～い気分転換になりました。