台風接近の中、石和温泉から嬬恋鹿沢までの夏休み

台風7号が接近中でした。ウェザーニューズによる進路予想。台風の影響による雨雲が広がっておりましたが、甲府、長野は台風の西側になるため雨風は弱いだろう、との見方ですが心配ではありました。

通過した後の、気象庁による実際の進路経路です。

幸い出掛ける日は雨も降っておらず、どんよりの曇り空の中で到着した石和温泉の石和常磐ホテル。
湯村にある常磐ホテルに泊まった時、なかなか良いホテルだったので、系列のこちらのホテルも気になっていました。車を駐車場へ入れると、お迎えのスタッフが出てきて誘導があり、玄関では女性スタッフが元気な声で挨拶。スタッフ教育が素晴らしい。
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玄関右側には池がのぞめる場所があり、こちらは送迎バスを待つスペースなのでしょう。

玄関を背にして正面の奥には売店。この先に大浴場があります。

巨大ホテルではないですが、二階まで吹き抜けのロビーは広々しています。

今回は4階。

布団ではなくベッドマットのお部屋を予約していました。

コロナ禍を経てこのスタイルの部屋をよくみるようになりました。

南側は少し晴れてきたようで、エレベーター脇の廊下突き当たりの窓からは富士山の頭だけ見えました。

富士山の頭を拡大。

お着き菓子は桃。

洗面は昔のタイプ。

カフェドルチェが無料でした。でも動きが悪く、コンセント入れ直さないと珈琲抽出ができませんでした。

送迎バスが30分おきにあり、電車利用の方には良いかも。

花火が見えるようです。

縁日イベントもあります。

夜食のもてなし。甘さ控えめでしたので好みが別れそう。

これが縁日イベント。綿菓子、ヨーヨー釣り、ビールなどがあります。それぞれ有料でした。

夕食前にお風呂へ。少し狭く、露天風呂も3人でいっぱい。

脱衣所にはアイス。

食事会場は二階の「さくら」。

今回のお品書き。

甲州牛の宿とのことで、夕食は牛肉がメインです。予約時にしゃぶしゃぶ、すき焼きを選択できます。今回はすき焼きをチョイス。

サシは入っていますが、赤身肉に近い感じ。柔らかい肉で美味しかったです。

マグロ、サーモン、牛肉の寿司。

セイロ蒸し。中はアスパラです。

こちらは溶岩焼き。

一つは少し臭みがありましたが、他は大丈夫でした。

水晶ゼリー。ぶどうジュースに浸かっています。

夜食には、ほうとうと稲荷寿司がありました。

遠くに花火が見えました。おそらく、笛吹川の方でしょう。写真は綺麗に撮れませんでしたが、遠くに大文字の灯りも見えました。

6階からは階段で屋上へ上がります。

朝食です。左上はほうとうですが、味噌の味が薄いです。味噌汁の代わりにほうとう、という趣旨とはいえ、味噌汁とほうとうは違うので、これは美味しくなかったです。

白米か牛丼が選べます。周りをみると皆さんが牛丼を食べています。このホテルでは朝食に牛丼が出てくるとクチコミにあり、さすが甲州牛の宿。
帰りは従業員さんが駐車場にでて見送ってくれます。昭和の良き温泉ホテルの名残がここにありました。

台風が接近していましたが雨は降っていませんでした。石和温泉をでて、清里、野辺山方面に向かいました。野辺山付近は土砂降り！台風の影響か山の天気は大荒れでした。写真など撮れる状況ではなく、大雨の中ひたすら車を走らせました。
峠を抜けて小海へ降りると雨もやみ、中部横断自動車道に入り佐久南I.C. で降り、ヘルシーテラス佐久南へ寄り道。
野菜も果物もたくさんあり、高原キャベツが山盛りで販売されていました。食事をしようと奥にあるレストランを確認しましたが、席に座れるが料理の提供まで60分と…ここも人手不足の様でした。

野菜、果物は帰りに買うかな？となり、とりあえず飲むヨーグルト比較。
味はあっさり、こってりと違いますがどちらも美味しかったです。

小諸に入り蕎麦屋へ。ネットで一番人気の草笛ではなく、二番のこちら「丁字庵」へ。

上田はくるみそばが有名です。
くるみ蕎麦と辛み大根おろし蕎麦を注文。

辛み大根おろし蕎麦。辛口意見ですが、蕎麦はいたって普通でした。くるみそばの方が美味しかったです。でも蕎麦ではなく美味しかったのはクルミのつけ汁。

小諸から峠道を登り休暇村へ到着。もう台風の雲も遠くへ去ったようです。
https://www.qkamura.or.jp/kazawa/index.asp

館内は、奥武蔵、館山の休暇村より綺麗でした。
一番綺麗だったのはリトリート安曇野。

何故かクリスマスツリー。

よく見るとオーナメントが何か違います。

なるほど。オーナメントが発泡スチロールのキャベツになっていました。冬になるとオーナメントが変わりますクリスマスツリーになるのかな？

奥からフロント方向。フロントは右側。

遊び心あるグッズが置いてあります。

さり気ない草花。

今回は4階。

エレベーターから少し歩く奥の部屋でした。

和室が良かったですが、満室のため洋室を予約していました。

お着き菓子は、くるみゆべし。ポットの氷水があるのはうれしい。

大浴場を利用するので使いませんが、ユニットバス。

しかし、夕方になると少し雲が出てきました。

鹿沢温泉。大正時代までは賑やかな温泉街だだたとのこと。

夕食前にお風呂へ。露天は掛け流しの様ですが、冬期は加温、温度調節で加水…完全な源泉掛け流しではないです。

2.5キロ離れた源泉からひいているとのこと。

夜中、誰もいない時にパチリと。

露天風呂。

ビュッフェは嬬恋のキャベツ押しです。

このダンボールの山…。

2019年までのポスターだけれど、キャベツ王だそうです。

山の中だけれど、お刺身もね。

子供向けの茶色の料理たち。大人はなくてもいいかも？でも、イカ唐揚げはビールのおつまみには良いです。

夏だけど、おでんあり。

日替わり中華コーナー。麻婆茄子、レバニラ炒め。嫁さんが麻婆茄子を絶賛していましたが、私には甘めでした。こういう麻婆茄子がいい！と最後まで絶賛でした。

低温調理のローストビーフ。これは美味しかったです。

まずはこんな感じ。センターで天ぷら揚げたてもありました。

高原キャベツ入りトマトキーマカレー。老若男女が食べられる辛さ。

朝には朝市があります。近所の契約農家さんが毎日来られるそうです。
翌朝、茄子、ピーマン、万願寺唐辛子をかいました。嬬恋高原キャベツがウリなのに、キャベツ買わず…。

ロビーのテーブル一つにオセロ！オセロの駒は木材でさす。子供は楽しげに遊んでいました。

夜の星空散歩がありますが参加せず。そのかわりフロントで無料貸し出しの望遠鏡。ビクセンの良い品物でAmazonでは15,000円超です。

夜になると雲がなくなり、すっきりとした夜空となりました。星がたくさん見えますが、長野県で見た星空にはかないません。

翌朝、すっきりと晴れました。

朝食です。

朝市カレーとローストポークです。

上田市の養鶏場の玉子とのこと。

とても久しぶりの玉子ご飯ですが美味しかったです。プリンはもう少し甘味が欲しいです。

蕎麦を忘れていたので最後に取ってきましたが、これは不味い！伸びているので、ビュッフェの蕎麦はダメですね。

朝食後にパチリと。どこの休暇村もレストランは広々ですね。

ビュッフェ料理は入口からズラッと並んでいます。写真の奥が入口。

夕食、朝食もこちらのレストラン。

空箱もテーブル代わりに再利用。

外にでるとスッキリ晴れて気持ち良い青空が広がっていました。

ホテル脇には散歩道もあり散策できるようで、散歩マップも館内にありました。

こちら野草園。とても広く散歩できますが、少し登りなのでちょっと…。

お世話になりました。

こちら百体観音様の100番目。鹿沢温泉 紅葉館の隣にあります。実は、往路でホテルへ向かって山道を登り始めたときに、道端に番号札がついた道祖神がたくさんあり数えながら道を進めてきました。
ネットで調べると道祖神でもなくお地蔵さんでもなく、百体観音様。帰りはこの100番目の千手観音様から逆に数えながら車を走らせました。
https://www.city.tomi.nagano.jp/category/bunkazai/130443.html

こちらが、1番目の観音様。
長野県東御市から群馬県嬬恋村の旧鹿沢温泉まで通称『湯道』の道沿いに祀られています。
昔、温泉までの湯の道の安全を願ったのでしょう。

一番目の観音様の隣に説明板もありました。
ネットだと信州花岡果樹園さんが詳しく説明されています。
https://www.hanaokakajyuen.jp/%E4%BF%A1%E5%B7%9E%E6%95%A3%E7%AD%96/%E7%99%BE%E4%BD%93%E8%A6%B3%E9%9F%B3-%E6%9D%B1%E5%BE%A1%E5%B8%82-%E5%AC%AC%E6%81%8B%E6%9D%91/

群馬県の嬬恋から山を降りてきて長野へ入り上田へ。「くるみそば」という菓子が好きなのでお店に立ち寄りました。一度倒産したのですが再建されています。まだ販路は広くないようで、「くるみそば」は道の駅では販売されていません。

道の駅 雷電くるみの里でトイレ休憩。

雷電とは江戸時代のお相撲さん。ここ信濃の国(今の東御市)出身でとても強かったようです。

とても混んでいる道の駅なのですが、興味あるお土産は少なかったです。往路手で寄った佐久南の道の駅の方が素敵でした。

台風も去ったので、軽井沢方面の上信越道を通り帰るルートではなく、往路できた野辺山、清里の高原ドライブをしながら帰るルートを選択。そして再びヘルシーテラス佐久南へやってきました。浅間山は雲がかかって全貌は見えませんでした。野菜、桃などを買いました。
山の峠を越え中央道へ入って帰り、案の定小仏トンネルの渋滞時間にぶつかり帰宅。今年の夏休みの旅が終わりました。