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ジャンヌ・ダルクの足跡を辿る旅。今回はジャンヌ終焉の地、ルーアン編。<br />ジャンヌが処刑されてしまったこの街には、彼女ゆかりの教会や博物館等、見どころがたくさんありました。<br />

ジャンヌ・ダルクに会いに行く⑥ ルーアン編

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2019/02/24 - 2019/02/24

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まきあーと

まきあーとさん

ジャンヌ・ダルクの足跡を辿る旅。今回はジャンヌ終焉の地、ルーアン編。
ジャンヌが処刑されてしまったこの街には、彼女ゆかりの教会や博物館等、見どころがたくさんありました。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • パリのサンラザール駅からIntercitésで2時間弱、ルーアンに到着。<br />駅にはノルマンディー地方を描いたパネルが。

    パリのサンラザール駅からIntercitésで2時間弱、ルーアンに到着。
    駅にはノルマンディー地方を描いたパネルが。

  • ルーアン駅から歩くこと10分少々。ジャンヌ・ダルク教会に到着。<br />ジャンヌが処刑された旧市場広場にあります。<br />建てられたのは1979年、現代的なデザインはノルマンディーの造船技術を取り入れたものだそう。

    ルーアン駅から歩くこと10分少々。ジャンヌ・ダルク教会に到着。
    ジャンヌが処刑された旧市場広場にあります。
    建てられたのは1979年、現代的なデザインはノルマンディーの造船技術を取り入れたものだそう。

  • 教会の北側にあるジャンヌ像。<br />足元に火が迫り、祈りながら天に召される姿…<br />思いを馳せずにはいられませんでした。<br />

    教会の北側にあるジャンヌ像。
    足元に火が迫り、祈りながら天に召される姿…
    思いを馳せずにはいられませんでした。

  • 「1431年5月30日、ジャンヌ・ダルクが火刑に処された場所」<br /><br />コンピエーニュで捕虜になった半年後、ジャンヌはイングランド陣営に買い取られルーアンに移送、裁判にかけられます。<br />フランス側ではラ・イールなどによるジャンヌ救出の動きもありましたが虚しく、彼女は19歳でその生涯を終えました。<br /><br />ジャンヌは息絶えるまで「イエス様、イエス様」と叫んでいた、煙の中から白い鳩が飛び立っていった、死刑執行人が「俺は聖女を焼き殺してしまった!」と言って失神した…など、彼女の死には様々な逸話が残されています。<br />

    「1431年5月30日、ジャンヌ・ダルクが火刑に処された場所」

    コンピエーニュで捕虜になった半年後、ジャンヌはイングランド陣営に買い取られルーアンに移送、裁判にかけられます。
    フランス側ではラ・イールなどによるジャンヌ救出の動きもありましたが虚しく、彼女は19歳でその生涯を終えました。

    ジャンヌは息絶えるまで「イエス様、イエス様」と叫んでいた、煙の中から白い鳩が飛び立っていった、死刑執行人が「俺は聖女を焼き殺してしまった!」と言って失神した…など、彼女の死には様々な逸話が残されています。

  • 教会の中にはジャンヌを紹介する展示物が。

    教会の中にはジャンヌを紹介する展示物が。

  • 甲冑姿の像も。台にある文字はジャンヌのサイン。<br />

    甲冑姿の像も。台にある文字はジャンヌのサイン。

  • こちらは献灯の場所。<br />ろうそくをお供えし、炎に溶けていくようなジャンヌ像にしばらく見入ってしまいました。

    こちらは献灯の場所。
    ろうそくをお供えし、炎に溶けていくようなジャンヌ像にしばらく見入ってしまいました。

  • ステンドグラスは16世紀のもの。<br />元々はサン・ヴァンサン教会という別の教会にありましたが、第二次世界大戦でその教会は破壊されてしまい、安全な場所に保管されていたステンドグラスがここに移されたそう。<br /><br />

    ステンドグラスは16世紀のもの。
    元々はサン・ヴァンサン教会という別の教会にありましたが、第二次世界大戦でその教会は破壊されてしまい、安全な場所に保管されていたステンドグラスがここに移されたそう。

  • 旧市場広場にはノルマンディー伝統の木骨組みの建物が並びます。

    旧市場広場にはノルマンディー伝統の木骨組みの建物が並びます。

  • お店の看板にもジャンヌ!

    お店の看板にもジャンヌ!

  • 旧市場広場から東へ行くと、有名な大時計のある通りに出ます。<br />通りを抜け、セーヌ川を目指し南へ。

    旧市場広場から東へ行くと、有名な大時計のある通りに出ます。
    通りを抜け、セーヌ川を目指し南へ。

  • セーヌ川沿いにある劇場前には、この街出身のコルネイユの像が。

    セーヌ川沿いにある劇場前には、この街出身のコルネイユの像が。

  • セーヌ川に到着。<br />処刑後、ジャンヌの遺灰はこの川に流されたといいます。<br />川岸は地元の人の憩いの場になっている様子。

    セーヌ川に到着。
    処刑後、ジャンヌの遺灰はこの川に流されたといいます。
    川岸は地元の人の憩いの場になっている様子。

  • 来た道を戻り、ルーアンのノートルダム大聖堂へ。<br />モネの連作で有名ですね。<br /><br />ここの大聖堂も大きい!スマホのカメラには収まり切らず…(^^;

    来た道を戻り、ルーアンのノートルダム大聖堂へ。
    モネの連作で有名ですね。

    ここの大聖堂も大きい!スマホのカメラには収まり切らず…(^^;

  • ここにもジャンヌの礼拝堂があります。

    ここにもジャンヌの礼拝堂があります。

  • 鎖に繋がれたジャンヌ…(;_;)

    鎖に繋がれたジャンヌ…(;_;)

  • 大きな絵画が飾られた、荘厳な雰囲気の礼拝堂も。

    大きな絵画が飾られた、荘厳な雰囲気の礼拝堂も。

  • 大聖堂の横にある歴史館、「イストリアル・ジャンヌ・ダルク」。

    大聖堂の横にある歴史館、「イストリアル・ジャンヌ・ダルク」。

  • 中に入ると、等身大?のジャンヌのパネルが迎えてくれます。<br /><br />受付でオーディオガイドを借り、展示室を進んでいくのですが、<br />その内容はジャンヌ死後の復権裁判を追体験するというもの。<br />プロジェクションマッピングなど最新の技術が使われていて、<br />アトラクションを楽しみながら映画を見ているような、とても面白い展示でした。<br />ジャンヌファンなら必見!!

    中に入ると、等身大?のジャンヌのパネルが迎えてくれます。

    受付でオーディオガイドを借り、展示室を進んでいくのですが、
    その内容はジャンヌ死後の復権裁判を追体験するというもの。
    プロジェクションマッピングなど最新の技術が使われていて、
    アトラクションを楽しみながら映画を見ているような、とても面白い展示でした。
    ジャンヌファンなら必見!!

  • もちろんジャンヌ関連の資料が数多くあります。<br />

    もちろんジャンヌ関連の資料が数多くあります。

  • ジャンヌを描いた美術作品もたくさん。<br /><br />豪華な帽子にスカート姿のジャンヌ。<br />後の時代に描かれたもので、実際のジャンヌはこのような服装はしていなかったようです。<br />

    ジャンヌを描いた美術作品もたくさん。

    豪華な帽子にスカート姿のジャンヌ。
    後の時代に描かれたもので、実際のジャンヌはこのような服装はしていなかったようです。

  • 窓にはジャンヌのステンドグラス。

    窓にはジャンヌのステンドグラス。

  • 火刑台のジャンヌ。

    火刑台のジャンヌ。

  • 見学を終え、再び街へ。<br />かつてはノルマンディー公国の首府だった古都ルーアン。<br />「街そのものが美術館」と称えられており、地図パネルには「芸術と歴史の街」とあります。

    見学を終え、再び街へ。
    かつてはノルマンディー公国の首府だった古都ルーアン。
    「街そのものが美術館」と称えられており、地図パネルには「芸術と歴史の街」とあります。

  • 駅に向かって北上している途中で「ジャンヌ・ダルクの塔」を発見。<br />ジャンヌの塔、といっても彼女が幽閉されていたのは別の塔だったそう。

    駅に向かって北上している途中で「ジャンヌ・ダルクの塔」を発見。
    ジャンヌの塔、といっても彼女が幽閉されていたのは別の塔だったそう。

  • 中を見学できると聞いていましたが、この日は閉まっていました。<br />がっちりした柵があって近づきにくいかも…(^^;<br />

    中を見学できると聞いていましたが、この日は閉まっていました。
    がっちりした柵があって近づきにくいかも…(^^;

  • ルーアン駅に帰ってきました。散策はこれにて終了。<br />ジャンヌが最期を迎えた場所ということで、「見て回っているうちに憂鬱になるんじゃないか…」と実は心配していたのですが、振り返ってみると今回の旅で一番面白い街でした。<br />ジャンヌが亡くなった街だからこそ、彼女を忘れないためにゆかりの場所が守られ、また歴史館のような新しい場所も作られている…そんな印象を受けました。<br /><br />次回は最終回、パリ編。

    ルーアン駅に帰ってきました。散策はこれにて終了。
    ジャンヌが最期を迎えた場所ということで、「見て回っているうちに憂鬱になるんじゃないか…」と実は心配していたのですが、振り返ってみると今回の旅で一番面白い街でした。
    ジャンヌが亡くなった街だからこそ、彼女を忘れないためにゆかりの場所が守られ、また歴史館のような新しい場所も作られている…そんな印象を受けました。

    次回は最終回、パリ編。

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