2度目のイタリア一人旅（7日目inミラノ）

イタリア旅行も7日目、最後の訪問地はミラノ。ミラノ中央駅から歩いて10分ほどの四つ星ホテルに泊まった。

ホテルのロビー

朝食のビュッフェも楽しのうちの一つ。ついつい欲張っていろいろなものをとってしまう。

ホテルの部屋は２階だったので、頻繁に行き来するトラムの音が少しうるさかった。

地下鉄に乗って３駅で街の中心ドゥオモ広場に出た。ドゥオモ入場の列ができていた。

イタリア最大のゴシック建築、どの都市も競って大きな聖堂を建てたようだ。
聖堂の入口と聖堂の上に登る入口は別で、登り口の方がすいていてすぐには入れそうだったので、左裏手にあるエレベーター搭乗口へ。階段で登るより４ユーロほど高いが迷わずエレベーターへ。

聖堂の上からの眺め。ゴシック建築特有の尖塔のうえに聖人が立っている。

屋上の広場のようなところ

下を眺める

いちばん頂上にあるマドンニーナの像

ドゥオモ広場

聖堂から降りるのは階段で。階段を降り切ると聖堂の中に出る。これで、正面入り口の列に再び並ぶ必要はない。

聖バルトロマイ像、皮膚を剥がされ殉教した聖人だそうだが、剥がされた自分の皮膚を肩にかけているとか、、、ひぇー！

教会背面の3枚のステンドグラスが素晴らしい

旧約聖書・新約聖書・それともう一つなんだったかの物語を描いているとか。

パイプオルガン

ドゥオモを出て、すぐ隣にあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ。ブランド店が立ち並ぶ買い物スポットだが、あまり興味なし。まあ、モダンな雰囲気で洗練された感じはしたが縦横100ｍほどの狭いスペースだけだった。

ちょっとはずれたところに、なんと和食・丼もの屋があった。

最後の晩餐の予約が16:45でまだ時間があったので、ブレラ美術館に行ってみることにした。１キロ弱、歩いて12分くらいだが、写真のように看板のようなものが出ておらず、すぐ近くまで行きながら、入口がなかなかわからなかった。

マンテーニャの「死せるキリスト」、遠近画法が素晴らしいとのことだが・・・・

ベッリーニの「ピエタ」、どのガイドブックにも載っている。

ラファエロの「聖母の婚礼」

ルーベンスの「最後の晩餐」
１フロアでそれほど広くない美術館で、１時間くらいで見て回れるが、「名画」とおぼしき絵がそれなりの揃っている。

ブレラ美術館を出て、地下鉄に乗りダヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタマリア・デッレ・グラッエ教会へ。教会は一部工事中だった。

右手のレンガ色のが教会、そのすぐ左、中央のクリーム色の建物が「最後の晩餐」見学の入口。インターネットで予約した予約票は写真一番左手のクリーム色の建物で入場券に替えてもらう。早めに行ったら「予約時間の10分前に来るように」言われた。

鑑賞は15分ごとの入替制で１回20人ほど。自動ドアの扉を何回もくぐって、時刻ぴったりに壁画のある広間へ。教会の食堂だったという一室は薄暗いが、壁面に有名な「最後の晩餐」が・・・・

最後の晩餐の予約はインターネットで行ったが、毎月の予約スタート日が決まっておらず、ある日突然1か月分の予約がスタートする。予約はあっという間にいっぱいになるので、頃合いを見て毎日朝昼晩予約サイトを覗き、なんとか希望の日の予約をとることができた。

この絵の素晴らしさがわかるほど絵画通ではないが、超有名なダヴィンチの絵をじかに見れて満足！

イタリア最後の晩はホテルの近くのLIMONEというお店へ。

GoogleMapでは「シーフード・海鮮料理店」となっていたが、肉を注文した。こってりしたのが出された。まあ、美味しかった。

翌日は、ついにイタリアともお別れ。ミラノ中央駅まで歩いた。空は快晴、８日間のイタリア滞在中、１日も雨は降らなかった。

列車で、ミラノマルペンサ空港へ。駅についたのが発車15分前だったが、この列車のホームがちょっと奥まったところにあってわかりずらかったので、探し回って発車時刻ぎりぎりになって焦った。やっぱり初めての場所は時間に余裕をもっていかなければ・・・

アリタリア航空で、一路成田へ。思い出深い旅行だった。また来たい！