楽器コレクションを見物中に、突然、ベートーヴェンの演奏!
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- 旅行時期:2019/05(約6年前)
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by tadさん(男性)
ウィーン クチコミ:58件
HofburgもNeue Burgも既に何度か見たい展示箇所はみているのだが、今回、楽友協会のブラームスザールで古楽器演奏会を聴く日(5月10日)に、午前中にこの新王宮の古楽器コレクションのコーナーも再度見に来た。残念なことに、かなりの部屋が修理点検中で閉鎖されていたが、見学できる部屋もいくつかいい展示物はあった。
で、偶然なのだが、モーツァルト、ベートーヴェンも愛用していたワルター製作のフォルテピアノのある部屋を家内と見物していたら、突然、その楽器を演奏しはじめた男性がいる。館員がそばにいたので、無断で演奏しているのではない。最初モーツァルトのあれこれを探り弾きしていたが、そのうち、ベートーヴェンの「悲愴」ソナタを演奏しはじめ、部屋の空気が激変した!その演奏が止まった時、家内が思わず拍手した。するとその演奏していた「プロ」はたちあがって、家内に向かって、胸に手を当て、丁寧にお辞儀した!家内が感激したのはいうまでもない。
その晩、ムジークフェラインの小ホール(ブラームス・ザール)の演奏会に行くと、フォルテピアノを演奏したのは、パトリック・コワンだが、新王宮のなかで演奏していた人だった!そばにいた人は、その演奏会でチェロを演奏していたクリストフ・コワンだった!私は無遠慮に新王宮で写真を撮影していたので、その写真も一枚、ここに出したい。素敵な思い出だ!写真は、新王宮の世界博物館の一部である楽器コレクションで撮影したものである。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2019/06/13
いいね!:16票
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